ワークショップでは、間伐により使われなくなった竹や木を使って楽器をつくります。「既製品に頼らず、自分で考えて自分の手で作り出す」ことを最大の目的にしています。
普段の生活において、子どもたちは(もちろん私たち大人も)、作るという作業から遠ざかっています。そのため、ノコギリをうまく使えない、ナイフで削れない、そんな子もいるでしょう。ただ、やれば必ずできるようになる、という成長の可能性を、子どもたち皆がもっています。
作ることを通して、その豊かな可能性に、子どもたち自身で気づいてもらえればと思っています。
作るということには、
など、今を、将来を、豊かにしていくための、多くの意味があるのです。
楽器の制作には、竹や木を切る、削る、穴をあけることを行うため、ノコギリ、ナイフ、キリなどの刃物を扱います。そのため、ケガが起こる可能性が非常に高いです。
道具の扱いに関しては、きちんと指導を行う
参加者には常にスタッフの目の届く範囲で作業をしてもらう
子ども4~5人に対してスタッフ1人を付ける
ということを徹底いたしますが、それでも、かなりの頻度でケガがおこるということを、あらかじめご了承いただきたく存じます。
手づくり楽器の森では、ケガもひとつ学びだと考えています。ただし、ケガをすることをすすめているわけでは決してありません。
子どもたちが、自分の身をもってしてそれらを理解することに、重要な意味があるのではないかと考えているのです。
ボランティア行事用保険に加入しています。
参加者は、家を出てワークショップを受け、帰宅するまでの間、保険の対象になります。
詳しくは、下記リンクをご確認ください。